お役立ち情報

被災による急性期の医療支援ニーズの低下により 今後は、保健所や県に業務を移行

2019.09.13

こんにちは。次世代医療構想センターです。

千葉⼤学病院は、千葉県庁の指⽰のもと9⽉9⽇(⽉)、千葉・市原・⼭武⻑⽣夷隅DMAT活動拠点本部を設置し、千葉市および周辺地域で被災した医療機関に医療救急班を派遣するとともに、転院が必要な患者を受け⼊れるための体制整備や、災害に関連した診療状況の把握などを主に⾏っておりましたが、9⽉12⽇(⽊)15時をもって当院に設置した活動拠点本部を撤収しました。

<9⽉12⽇(⽊)のDMAT活動拠点本部の活動状況>
• 規定の研修を修了した当院の医学部⽣・看護学部⽣・研修医などが、当院の各診療科の理解のもと活動拠点本部要員として、電話で医療機関等から診療状況の把握などを⾏いました。
• 対応するエリアの病院では、被災による急性期の医療⽀援ニーズが低くなり、千葉県DMAT調整本部の判断のもと、当院内に設置したDMAT活動拠点本部を15時に撤収しました。今後は、各保健所および県庁が中⼼となって災害に関連した診療状況の把握など、業務を移⾏します。
• ⼭武・九⼗九⾥・⻑⽣の各医療機関等の機能が低下し、東千葉メディカルセンターへの患者集中が続いている状況です。このため、同センターから当院に要請があり、⼭本病院⻑の指⽰のもと、9⽉11⽇に引き続き12⽇、13⽇の2⽇間、当院から内科系1名、外科系1名の当直医を派遣する⽅向で調整しています。