こんにちは。次世代医療構想センターです。
千葉大学病院では、9月11日(水)に、台風15号により水道供給が止まっている医療機関からの患者が集中している東千葉メディカルセンターに応援医師を派遣いたしました。
当院は、千葉県庁の指示のもと9月9日(月)、千葉・市原・山武長生夷隅DMAT活動拠点本部を設置し、千葉市および周辺地域で被災した医療機関に医療救急班を派遣するとともに、転院が必要な患者を受け入れるための体制整備や、災害に関連した診療状況の把握などを主に行っています。
9月11日(水)の活動状況
• 当院に設置されている千葉・市原・山武長生夷隅DMAT活動拠点本部には県内外から新たに12のDMATと、DPAT(精神科チーム)が1チーム、そして不足する医療資源やライフラインの調整、調達をするロジスティックチームが参集しました。
• 現地の医療状況は、いまだ落ちついておらず、千葉・市原・山武長生夷隅DMAT活動拠点本部では、病院避難(病院自体が機能しなくなり病院ごと避難すること)が起こらないように、エリア内の病院への飲料(水)、食糧の支援を行うよう県庁に依頼しています。
• 東千葉メディカルセンターは、水道の供給が止まっている近隣の医療機関からの患者が殺到している状況です。救急部を中心とする医師の疲弊が懸念されています。当院の災害対策本部より病院長の指示のもと本日、当院から内科系1名、外科系1名の当直医を派遣します。
<プレスリリース>
https://www.ho.chiba-u.ac.jp/dl/news/info/info2019_08.pdf