2024年9月25日に千葉大学の全学部対象科目である「学際的『医療』入門」の講義が行われました。
二日目の講義である今日は、吉村センター長、千葉大学の佐藤宏樹特任准教授、日本総研の川崎真規上席主任研究員が講義を担当しました。
はじめに吉村センター長が医療とデザイン・政策提言について講義をしました。本日のテーマへの導入講義として、吉村センター長が立ち上げたこびナビの話も含め、ヘルスコミュニケーションや医療の政策提言について概説する講義でした。
次に、千葉大学の佐藤宏樹特任准教授に「医療×デザイン」と題して講義を頂きました。デザインの考え方がどのようにして医療に応用できるかということを学べる講義でした。ミクロからのデザイン、マクロからのデザインの考え方は非常に興味深いものでした。また、多様な学部の学生にとっても専門領域にデザインの思考の応用を考えられるいい機会になりました。
最後に日本総研の川崎真規上席主任研究員に「共益的規範による信頼を基盤とした民間による医療政策提言」という講義を頂きました。医療政策を提言するシンクタンクという立場からのご講義は前日の柴田課長補佐からの講義と合わせて日本の医療政策立案プロセスを2方向から見ることができ、とても有意義なものでありました。
お忙しい中、大変有意義なご講義を賜りました佐藤宏樹先生、川崎真規先生に感謝申し上げます。
(文 萱原慎太郎)