お知らせ

千葉県新型コロナウイルス感染症対策連絡会議専門部会(第20回)の開催結果が公表されました

2021.04.23

こんにちは。次世代医療構想センターです。

4月20日に開催された千葉県新型コロナウイルス感染症対策連絡会議専門部会(第20回)について、開催結果が公表されましたのでお知らせいたします。
新規感染者の発生動向やまん延防止等重点措置、今後の医療提供体制について議論がされました。
開催結果は以下の内容で公表されました。

千葉県では、今後の新型コロナウイルス感染症対策について検討するため、医療機関の関係者や、感染症の専門家などから御意見を伺っています。4月20日に開催した会議では、今後の医療提供体制の整備を進める上での御意見を伺いました。

開催日時・場所

令和3年4月20日(火曜日) 午後6時から午後8時10分まで
千葉県庁 本庁舎5階特別会議室

主な内容

(県内の感染状況について)

【現状・課題】

東京都に近い東葛地域を中心として、感染が拡大している。

【出席者からの意見】

・若年層から各世代に感染が広がる傾向にあるので、感染の広がり方について、データの見せ方を工夫して、県民に感染拡大の防止を呼び掛ける必要があるのではないか。
・若年層の感染が増えるのに伴い、ホテル療養、自宅療養者が増えている。早い時期に対策を打つべきではないか。

(まん延防止等重点措置について)

【現状・課題】

県内の5市に対して、4月20日からまん延防止等重点措置が適用されている。

【出席者からの意見】

・医療崩壊が起きれば必要な医療が受けられなくなることが分かるよう、強いメッセージを出すことが必要ではないか。
・若年層に呼びかけるには、SNS等の若年層が多く利用しているプラットフォームを使って情報発信することも必要ではないか。
・東葛地域以外でも、若年層の新規感染者が増えてきている所があるので、まん延防止等重点措置の対象地域に追加すべきではないか。

(医療提供体制の課題について)

【現状・課題】

引き続き重症患者の急増への対応が必要である。

【出席者からの意見】

・新型コロナ患者が人工呼吸器等を使用するとなると、様々な面で看護師を含めて人手がかかる。
・新型コロナ病床では、本来看護師が担わなくてもよい業務に看護師のマンパワーを取られてしまう現実があるため、上手く対応している病院の事例を参考にする必要がある。

【現状・課題】

病床確保の協力が得られない病院に対しての確保要請の必要性について

【出席者からの意見】

・病床確保の再要請をする前に、個々の病院に対して、病床確保の協力が得られない事情を聞き取ることも必要ではないか。

<千葉県HP:議事要旨