こんにちは。次世代医療構想センターです。
4月6日に開催された千葉県新型コロナウイルス感染症対策連絡会議専門部会(第19回)について、開催結果が公表されましたのでお知らせいたします。
患者の大幅増に備えた、緊急的な患者対応を行う方針・体制及び新たな病床・宿泊療養施設計画の見直しや、重傷者用病床の数を増やすことについて議論がされました。
開催結果は以下の内容で公表されました。
千葉県では、今後の新型コロナウイルス感染症対策について検討するため、医療機関の関係者や、感染症の専門家などから御意見を伺っています。4月6日に開催した会議では、今後の医療提供体制の整備を進める上での御意見を伺いました。開催日時・場所
令和3年4月6日(火曜日) 午後6時から午後8時30分まで
千葉県庁 本庁舎5階特別会議室主な内容(今後の医療提供体制について)
【現状・課題】
- 患者の大幅増に備え、緊急的な患者対応を行う方針・体制及び新たな病床・宿泊療養施設計画を見直す必要がある。
【出席者からの意見】
- 感染者急増時の緊急的な患者対応のために一般医療を抑制する場合には、どの診療科目を抑制すべきか各病院の判断に委ねてしまうと、各地域で同様の診療科が制約されてしまうと予想されるので、地域全体でバランスをとる必要があるのではないか。
- 確保ができる病床数やホテルに限りがあることから、患者が大幅に増えた場合には、自宅療養者が増えていくと考えられるので、自宅療養者の支援方法を考える必要がある。
- 病床確保の協力を得られていない病院に対しては、更なる要請が必要ではないか。
- 病床数を増やすだけでなく、新規感染者が増えないよう県民への協力要請や改めての啓発が必要あるのではないか。重症化しやすい高齢者に対する啓発も必要。
【現状・課題】
- 重傷者用病床の数を増やしていく必要がある。
【出席者からの意見】
- 施設を整備するよりも医療従事者の体制を整えることが重要である。
- 重症者を診療した病院への支援を手厚くすることも必要ではないか。
<千葉県HP:議事要旨>