こんにちは。次世代医療構想センターです。
3月9日に開催された千葉県新型コロナウイルス感染症対策連絡会議専門部会(第18回)について、開催結果が公表されましたのでお知らせいたします。
重症患者の入院調整、情報共有の在り方、新型コロナ患者の後遺症の相談対応、透析医療について、問題提起され、議論がされました。
開催結果は以下の内容で公表されました。
千葉県では、今後の新型コロナウイルス感染症対策について検討するため、医療機関の関係者や、感染症の専門家などから御意見を伺っています。3月9日に開催した会議では、今後の医療提供体制の整備を進める上での御意見を伺いました。開催日時・場所
令和3年3月9日(火曜日) 午後6時から午後8時15分まで
千葉県庁 本庁舎5階特別会議室主な内容(今後の医療提供体制について)
【現状・課題】
年末年始の感染者の急増を踏まえ、重症患者の入院調整等について振り返りが必要。
【出席者からの意見】
・一般医療、救急医療とのバランスの観点からすると、重症病床の効率的な運用が必要と思われる。
・そのため、重症化を未然に防ぐよう、速やかな受診を求めることや、パルスオキシメーターの活用など、発症初期の段階での手厚い対応が必要である。【現状・課題】
後方支援医療機関においては、新型コロナウイルス感染症に関する情報等が十分浸透していない場合もある。
【出席者からの意見】
・研修など、感染症に関する情報等を共有する機会を設けることが有効である。
【現状・課題】
新型コロナ患者の増加に伴い、後遺症の相談等も多くなることが考えられる。
【出席者からの意見】
・新型コロナ患者を多く診療している医療機関などを中心に、今後の体制などを相談してみてはどうか。
【現状・課題】
透析を必要とする者が新型コロナに感染した場合でも、引き続き透析医療機関において、透析医療を継続することが必要である。
【出席者からの意見】
・透析医会の会員の多くは、無症状、軽症のコロナ患者への透析の継続が可能と思われる。
<千葉県HP:議事要旨>