こんにちは!CCDプロジェクトの三保です。
3月27日から28日に新潟県の見附市へ視察に行ってきましたので、ご報告させていただきます。
1泊2日の日程のうち、飯田特任講師と三保特任研究員が参加したのは2日目のみとなりますが、CCDメンバー6名が全行程に参加してくれました。
見附市では「スマートウエルネスみつけ 健幸都市」という理念のもと、先進的な健康で幸せに暮らすことができるようにするための取り組みが行われています。健康のために歩きやすくするウェルネスシティという土地区画の設計を含めた都市計画や、市民交流の場を作るといった取り組み、行政の運営体制にまで着目し行程は履行されました。
1日目は見附市市役所の職員との意見交換や市役所内の視察を行い、旭市のCCDでの取り組みとの比較や、市の戦略を考える上で大変参考になる知見を得ることができました。
2日目は実際に実装されている場を見学することを目的として、有償ボランティアなどの市民交流を作り出す公園であるイングリッシュガーデン、伝統である大凧あげの文化館や道の駅があるパティオにいがた、を見学してきました。道中のバスの中で、たまたまご一緒した地元の方と交流する機会も得ることができ、市民側の生のお声を聴かせていただくこともできました。
旭市も見附市も高齢化率の高い市ではありますが、さまざまな取り組みをもって健康問題を解決し、よりよい街にしようという意気込みも共通しています。
CCDプロジェクトは現在糖尿病に焦点をあてていますが、より広い視座で活動を広げていくこととなります。
随時ご報告させていただきますので、応援よろしくお願いいたします。
■Cities Changing Diabetes(CCD)プロジェクトとは
世界有数のヘルスケア企業であるノボ ノルディスク ファーマ株式会社が、「糖尿病の克服」を目指し、都市における糖尿病増加抑制に取り組むプログラムで、2021年に世界で38番目のパートナー都市に千葉県の旭市が加わりました。
旭市と千葉大学医学部附属病院、ノボ ノルディスク ファーマ株式会社が協定を締結し、糖尿病患者の発症抑制と重症化予防のための活動及び共同研究を進めています。