お知らせ

ノボ ノルディスク ファーマ、旭市 (千葉県) および千葉大学医学部附属病院、旭市における糖尿病対策に関する包括連携協定を締結

2021.06.08

こんにちは。次世代医療構想センターです。

この度、当センターが関わる共同研究が公表されましたので、お知らせいたします。

ノボ ノルディスク ファーマ株式会社 (代表取締役社長:オーレ ムルスコウ ベック、本社:東京都千代田区)、旭市 (市長:明智 忠直、千葉県旭市)、および千葉大学医学部附属病院 (病院長:横手 幸太郎、千葉県千葉市) は、本日、旭市における糖尿病対策に関する包括連携協定を締結しました。また、あわせて本日、ノボ ノルディスク ファーマ株式会社と国立大学法人千葉大学 (分任契約担当役:医学部附属病院 病院長 横手 幸太郎、千葉県千葉市) は、都市における2型糖尿病患者数の増加の抑制 (発症抑制) および2型糖尿病患者の重症化予防のための共同研究契約を締結しました。

ノボ ノルディスク ファーマと千葉大学の共同研究契約においては、吉村健佑センター長が共同研究の実務責任者となります。

ノボ ノルディスク ファーマ、旭市 (千葉県) および千葉大学医学部附属病院、旭市における糖尿病対策に関する包括連携協定を締結

右から:ノボ ノルディスク ファーマ株式会社 代表取締役社長:オーレ ムルスコウ ベック氏、旭市 市長:明智 忠直氏、千葉大学医学部附属病院 病院長:横手 幸太郎氏

ノボ ノルディスク ファーマ、旭市 (千葉県) および千葉大学医学部附属病院、旭市における糖尿病対策に関する包括連携協定を締結

実務責任者としてプレゼンテーションする吉村健佑センター長

旭市は、「旭市生涯活躍のまち構想」を重点戦略として位置づけています。包括連携協定により、ノボ ノルディスク ファーマと千葉大学医学部附属病院は、旭市が実施する旭市民の健康増進施策を図ることによるまちづくり、および糖尿病予防に関連する啓発活動への協力および連携を検討することが可能となります。本協定の有効期間は、2021年6月1日から2025年12月31日です。

包括連携協定と同時に、ノボ ノルディスク ファーマと千葉大学は、共同研究契約を締結します。共同研究では、包括連携協定に基づき、旭市が保有するデータを活用し、旭市における2型糖尿病患者数の増加の抑制 (発症抑制) および2型糖尿病患者の重症化予防をテーマに研究を行います。研究実施期間は、2021年6月1日から最長2025年まで継続予定です。2021年6月から2022年5月に、調査設計・データ整理・データ分析・糖尿病予防介入プログラムの策定を行い、2022年6月から2024年末に、策定された糖尿病予防介入プログラムを旭市と連携して実施する予定です。2025年は、アウトカム評価を行い、論文発表も行う予定です。

ノボ ノルディスクは、都市における2型糖尿病および肥満症の課題を特定し、結果を共有するとともに意義のある行動を促すことで、都市環境における糖尿病の増加に対応するためのグローバルプログラム「Cities Changing Diabetes (都市に蔓延する糖尿病の克服)」を世界の各都市で行っています。日本においては、超高齢化が糖尿病増加のリスク因子になっているという日本特有の糖尿病増加の要因を踏まえて、2018年に福島県郡山市と日本初となる「Cities Changing Diabetes」プログラムを行ったのに続き、千葉県旭市は2例目となります。

<報道発表資料>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000006756.html