CCDプロジェクトの活動

令和5年度 第1回 旭市糖尿病対策地域連絡会が行われました

2023.10.17

こんにちは。CCDプロジェクトメンバーの 高井です。

10月17日に旭市にて、令和5年度 第1回 旭市糖尿病対策地域連絡会が行われました。
当センターからは、吉村特任教授、飯田特任講師、高井保健師、三保保健師が出席しました。

昨年度の連絡会で、糖尿病患者さんへの栄養指導について、地域で一貫した指導をすること、管理栄養士がいないクリニックや薬局などでも簡潔に指導ができることを目的とした栄養資材を作成することが決まりました。

そこから約半年間、地域の病院や薬局、市役所で働く管理栄養士を中心に、市役所の保健師や当センターの医師、保健師も参加し何度もミーティングを重ね、栄養資材を作成しておりました!
今回の連絡会では、栄養資材を作成する経緯や資材のコンセプトなどについて、飯田特任講師からプレゼンテーションし、資材の内容やこだわったポイントなどを資材作成に参加した管理栄養士、保健師からプレゼンテーションがありました。

地域で使いやすく、患者さんにわかりやすい資材を目指し、連絡会メンバーである地域の糖尿病対策に携わる皆様に、様々なご意見をいただきました。
完成は、次の連絡会を予定しており、今後も栄養資材作成メンバーとともに頑張って取り組んでいきます!

他にも、CCDでは、旭市民の塩分摂取量についての実態調査を現在行っており、飯田特任講師より、中間報告が行われました。
まだ、調査中であり、今後調査結果なども発表していきたいと考えています。

昨年発足した連絡会を、今年度も継続して開催することができました。
今後も、糖尿病治療や予防について、地域の関係者の皆様と協力し取り組んでいきたいと思います。

まずは、次の連絡会に向けて、栄養資材の完成を目指していきます。
完成しましたら、ブログでもご報告したいです!

■Cities Changing Diabetes(CCD)プロジェクトとは
世界有数のヘルスケア企業であるノボ ノルディスク ファーマ株式会社が、「糖尿病の克服」を目指し、都市における糖尿病増加抑制に取り組むプログラムで、2021年に世界で38番目のパートナー都市に千葉県の旭市が加わりました。
旭市と千葉大学医学部附属病院、ノボ ノルディスク ファーマ株式会社が協定を締結し、糖尿病患者の発症抑制と重症化予防のための活動及び共同研究を進めています。

■旭市糖尿病対策地域連絡会
CCDプロジェクトの柱の一つである、糖尿病重症化予防において、地域の関係者と顔の見える関係づくりを行い、これまで以上に連携を強化していこうという目的で、糖尿病対策地域連絡会の結成に取り組み、2022年12月に連絡会が結成されました。