こんにちは、研究員の三保・佐藤です。
6月28日に、センター長の吉村健佑教授がプログラム委員長として開催した、第一回医療政策学会にセンターのメンバーで参加をいたしました。
慶応義塾大学の三田キャンパス内の棟を会場に、大盛況の学会となっていました!
プログラム委員長:吉村健佑センター長からのコメント
第1回のプログラム委員長として、運営に当たりました。
350名の超える参加者があり、当日は大盛況で良かったです!
ポスターセッションを盛り上げる工夫も注目されて、m3でも記事になりました↓
参考:m3の記事はこちら!
新しい学会を運営した経験は当センターの力になると思います。
関わった皆さま、お疲れさまでした&感謝です。
350名の超える参加者があり、当日は大盛況で良かったです!
ポスターセッションを盛り上げる工夫も注目されて、m3でも記事になりました↓
参考:m3の記事はこちら!
新しい学会を運営した経験は当センターの力になると思います。
関わった皆さま、お疲れさまでした&感謝です。
当日にセンターメンバーによって発表された演題の概要をご共有いたします♪
①【演題名】高密度医療を提供する DPC 病院における診療情報管理士の充足率と分布の検討
【筆頭演者】阿部幸喜
【発表内容】医療資源の公平な分配には、正確な公的統計や行政報告情報が必須です。これらに正確な登録を担うのが診療情報管理士です。今回は、病床機能報告の不適正登録の抑止力としての診療情報管理士配置の可能性を検討して発表しました。会場からは、「診療情報管理士についてより詳しい説明を聞きたい。」「よい論点だ」。などのご意見をいただきました。本案件は、「診療情報管理士の国家資格化の是非」として、第51回日本診療情報管理学会学術大会(8月28日大宮)のシンポジウムに場所を移して議論を継続したく思います。
【発表内容】医療資源の公平な分配には、正確な公的統計や行政報告情報が必須です。これらに正確な登録を担うのが診療情報管理士です。今回は、病床機能報告の不適正登録の抑止力としての診療情報管理士配置の可能性を検討して発表しました。会場からは、「診療情報管理士についてより詳しい説明を聞きたい。」「よい論点だ」。などのご意見をいただきました。本案件は、「診療情報管理士の国家資格化の是非」として、第51回日本診療情報管理学会学術大会(8月28日大宮)のシンポジウムに場所を移して議論を継続したく思います。
②【演題名】千葉県旭市の官民学連携による糖尿病対策プロジェクトの政策反映
【筆頭演者】飯田 英和、三保 健、佐藤 志央理、阿部 幸喜、西場 洋介、吉村 健佑
【発表内容】千葉県旭市では、糖尿病対策として官民学連携プロジェクトを推進しました 。市役所の横断的チームが市民の健康意識向上を目指す多面的なアプローチを企画・実施し、地域の医療関係機関が連携して栄養指導の統一化などを進めました 。これらの成果は市の総合戦略にも反映され、持続可能な施策としての発展が期待されます 。この取り組みは、他自治体の医療政策のモデルケースとなり得ます 。
【筆頭演者】飯田 英和、三保 健、佐藤 志央理、阿部 幸喜、西場 洋介、吉村 健佑
【発表内容】千葉県旭市では、糖尿病対策として官民学連携プロジェクトを推進しました 。市役所の横断的チームが市民の健康意識向上を目指す多面的なアプローチを企画・実施し、地域の医療関係機関が連携して栄養指導の統一化などを進めました 。これらの成果は市の総合戦略にも反映され、持続可能な施策としての発展が期待されます 。この取り組みは、他自治体の医療政策のモデルケースとなり得ます 。
③【演題名】「厚生労働省 キャリア形成プログラム等運用支援事業」から把握された都道府県のキャリア形成プログラムの運用について
【筆頭演者】佐藤 志央理、吉村 健佑、齊藤 景子、小谷 和彦
【発表内容】厚生労働省から受託した「キャリア形成プログラム等運用支援事業」についての報告をしました。事業は①調査・集計・分析②対応マニュアルの作成③相談受付➃全国キャリア形成プログラム研修会の4本柱で実施しています。本事業による情報の集積と共有が、都道府県の垣根を超えた関係性の構築へとつながり、都道府県の医師偏在問題への支援につながると考えます。
④【演題名】NTT コミュニケーションズの秘密計算システムを活用し、臨床研究における情報セキュリティを担保した千葉大学病院における臨床研究
【筆頭演者】鈴鹿 竜司、早川 和寿、小長谷 隆人、櫻井 陽一、吉村 健佑
【発表内容】今回医療政策学会で2020年から行っているNTTドコモビジネスとの秘密計算システムに関する共同研究の内容を発表してきました。今回は消化器内科と形成外科の内容(秘密計算システムとePROを組み合わせた研究)を紹介しました。参加者からは研究内容の詳細や秘密計算システムについて質問を受けました。本年度は共同研究内容の論文投稿も予定されており、引き続き学会などでの情報発信を進めて行きたいと思います。
⑤【演題名】官学連携としての都道府県医療データ分析事例~千葉県地域医療提供体制データ分析チーム構築支援事業での工夫~
【筆頭演者】三保 健、松山 春佳、鈴鹿 竜司、阿部 幸喜、佐藤 大介、吉村 健佑
【発表内容】2024年度に取り組んだ、千葉県地域医療提供体制データ分析チーム構築支援事業での取り組みについての報告をしました。DPC対象病院から、DPCデータを9割以上独自に収集したことや、そのデータを用いて地域医療の可視化分析を行ったことの報告を行いました。また、官学連携の視点からも、その連携の取り方の重要性について考察し発表しました。発表に対してたくさんのご質問やご意見をいただくことができ、他県の取り組みや今後の展開も含めて議論ができた場となりました。
⑥【演題名】医療政策立案における市町村の役割:千葉県市原市の事例検討
【筆頭演者】吉村健佑・佐藤大介・山本奈緒