CCDプロジェクトの活動

第2回旭市糖尿病対策地域連絡会が行われました

2023.03.14

こんにちは。次世代医療構想センターの 高井です。

3月14日に旭市にて、第2回旭市糖尿病対策地域連絡会が行われました。

今回は、糖尿病患者さんへ行われている栄養指導について、病院、薬局、行政からそれぞれが実施している指導方法について、情報を共有しました。

糖尿病治療では、患者さん自身が生活習慣を改善させ、それを継続することが重要です。ただ、生活習慣を改善させることはとても大変であり、それを継続することは、さらに難しいと言えます。
糖尿病患者さんが改善した生活習慣を継続するためには、地域で一貫した糖尿病に関する指導や、患者さんのこれまでの治療やこれからの治療に寄り添った関わりをすることが必要であり、関係各所での情報共有は必須です。
そこで、旭市の病院、薬局、行政で同じツールを使用して、患者さんへの栄養指導に生かすことはできないかと提案がありました。
病院、薬局、行政では、管理栄養士がおり、糖尿病患者さんへの栄養指導では、管理栄養士による専門的な指導が行われています。
今後は、地域の管理栄養士を中心に、当センターのメンバーも協力して、共通の指導ツールの開発をしていきます。

■Cities Changing Diabetes(CCD)プロジェクトとは
世界有数のヘルスケア企業であるノボ ノルディスク ファーマ株式会社が、「糖尿病の克服」を目指し、都市における糖尿病増加抑制に取り組むプログラムで、2021年に世界で38番目のパートナー都市に千葉県の旭市が加わりました。
旭市と千葉大学医学部附属病院、ノボ ノルディスク ファーマ株式会社が協定を締結し、糖尿病患者の発症抑制と重症化予防のための活動及び共同研究を進めています。

■旭市糖尿病対策地域連絡会
CCDプロジェクトの柱の一つである、糖尿病重症化予防において、地域の関係者と顔の見える関係づくりを行い、これまで以上に連携を強化していこうという目的で、糖尿病対策地域連絡会の結成に取り組み、2022年12月に連絡会が結成されました。